絵本とむかしばなし

小学校で絵本の読み聞かせや昔話のストーリーテリングをしています。楽しいお話、心温まるお話をいろいろご紹介していこうと思います。

『ひとまねこざるときいろいぼうし』

おさるのジョージ」シリーズ第一弾

好奇心旺盛な子どもそのものの「じょーじ」。みんなが大好きな絵本です。 

 

ひとまねこざるときいろいぼうし

ハンス・アウグスト・レイ/光吉夏弥 岩波書店 1983年09月
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読み聞かせ目安  低学年  10分

 

あらすじ

 

おさるのじょーじは、アフリカに住んでいました。

じょーじはとても知りたがり屋で人まねが大好き!

 

ある日、黄色い帽子を被った男の人に出会いました。

 

黄色い帽子の男の人は、じょーじをとても可愛く思い、街へ連れて帰ることにします。

じょーじを捕まえ、船に乗りました。

 

船に乗ったじょーじは興味津々!

おとなしくなんかしていられません。

 

かもめが空を飛んでいるのを見ると、自分でもやってみたくなり・・・飛んでしまいます。

 

その挙げ句・・・海に落ちてしまいました!!

 

水夫たちに助けられ、船旅が終わると、黄色い帽子のおじさんと街へ行きました。

 

街のおじさんの家でも、興味津々!

 

おじさんが、じょーじを入れる動物園に電話をかけていると、自分でも電話をかけてみたくなりました。

 

そして・・・おじさんが、留守にしたすきに・・・

1、2、3、4、5、6、7・・・ちりん、ちりん、ちりん!

 

そして、なんと・・・消防署に電話がかかってしまいました!!

 

消防車が出動します!!

 

ちりん、からん、ちりん、からん!

 

蒸気ポンプや梯子自動車が出る大騒ぎです!!

 

でも・・・どこにも火事はありません。

 

じょーじは騒ぎを起こした罰で、牢屋に入れられてしまいました。

 

それでも、番人の隙を見て、牢屋を逃げ出し、電線を伝って脱出!!

 

塀の外では、風船屋さんが、赤や黄色、色とりどりの風船を売っていました。

 

風船が欲しくなったじょーじが、風船に手を伸ばすと・・・風船は一個ではなく束ごと取れて・・・じょーじは空高く舞い上がってしまいます。

 

風に乗って、高く高く、上へ上へ・・・

 

疲れたじょーじが信号機の上で休んでいると、街のみんながびっくりして交通は大混乱!!

 

そこへ、運よく黄色い帽子のおじさんがやってきて、じょーじは動物園へ連れて行かれたのでした。

 

動物園はとても素晴らしいところでした。

 

 

お子さまのお留守番を見守るかわいいロボット【まかせて!BOCCO】

 

 

読んでみて…

 

みんなが大好きなあの「おさるのジョージ」シリーズの第一弾です。

 

「ジョージ」ではなく、まだひらがなの「じょーじ」。

 

絵もアニメのペタッとした感じのではなく、H.A.レイによる、素朴ながらも伸びやかでしっかりしたデッサンによる、軽快で暖かみのある柔らかな絵です。

 

色遣いも淡くて明るく、興味津々なこざるの愉快なお話にぴったりです。

 

じょーじの表情も、素朴でおおらかに描かれていて、知りたがり屋のこざるの可愛らしさが、十分に伝わってきます。

 

何にでも興味津々のじょーじは、やっぱり何にでも興味津々の子どもそのもの!

 

読んでいる子どもたちは、ページをめくるたびに、次々と展開されるじょーじの冒険を、じょーじと一緒になって楽しみます。

じょーじと同じように好奇心旺盛で、興味を持ったもの何にでもすぐに飛びつく子は、じょーじと一緒になって、スリルを味わい、このお話を心から楽しむことでしょう。やってみたいことにすぐに飛びつくじょーじに共感し、自分の好奇心も、十分に満たされ満足することだと思います。

 

でも、優しくて心配性な子は、ちょっとハラハラドキドキさせらるかもしれませんね。

 

それでもじょーじのお話は、他の一連のシリーズもそうですが、じょーじがどんなにてんやわんやの騒ぎを起こしても、最後は黄色い帽子のおじさんがまるく収めて、いつでも何があっても、じょーじを優しく受け止めてくれるので、最後はほっと安心して心を落ち着けることができます。

 

 

ハラハラドキドキのスリルあふれる冒険と、受け入れてくれる人がいる安心感。

好奇心旺盛で、それでもまだまだ甘えん坊の子どもたちの求めるものを、十分に満たしてくれる楽しい絵本です。

 

それにしても、第一弾のこの『ひとまねこざるときいろいぼうし』では、最後はじょーじが動物園に入れられるところで終わっています。

 

みんなにおなじみの「ジョージ」は、黄色い帽子のおじさんといつも一緒に、おじさんの家で暮らしているものですが・・・、最初は違っていたんですね。

 

動物園に入ったじょーじが、その後どうなったかは、次作の『ひとまねこざる』でのお楽しみになります。

 

ひとまねこざる

ハンス・アウグスト・レイ/光吉夏弥 岩波書店 1983年09月
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 じょーじのように好奇心旺盛で活発な子も、優しくてちょっと心配性な子も、それぞれの楽しみ方で楽しめる、みんなが大好きな絵本です。

 

 

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