図書ボランティアとしての読み聞かせ①
4月。新年度がはじまりました!
とはいっても、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、学校は臨時休校。
私が図書ボランティアをやっている小学校も、6日の始業式・入学式だけ規模縮小でやって、7日から17日までは、まだまだお休み延長です。
例年ならこの時期、学校から新年度の図書ボランティアの登録用紙が配られ、登録→読み聞かせシフト作成と、活動がはじまっていくのですが・・・。今年はどうなることやら・・・。
早く新型コロナウイルスの感染拡大が終息し、通常の活動ができるようになるのを願うばかりです。
さてそうはいっても、家のなかでじーっと、鬱々悶々としてばかりいてもつまらないので、せっかくの新年度。今回から数回にわたって、「読み聞かせのすゝめ」と題して、読み聞かせの方法やコツなど、これから新たに読み聞かせをはじめようと思っている方や、やろうかどうしようか迷っている方に向けて、ちょっとお話をしてみようかなと思います。
ひとりでも、読み聞かせをする新しいお仲間が増えたらいいなと願って♡
まず今回は、「図書ボランティアとしての読み聞かせ」についてのお話です。
今、全国各地の小・中学校で、図書ボランティアの活動が、さまざまに行われていることと思います。
活動形態については、学校によって「読み聞かせ」だったり、「図書室の環境整備」だったり、その両方だったり。ボランティアの人数も、多かったり少なかったり。活動日も、月1・2や、週1、隔週、数か月に何回かなど、それぞれさまざまだと思います。
私の活動している小学校は、学年3クラス程度の中規模校で、図書ボランティアの活動は週1日。「読み聞かせ」「図書室の環境整備」両方やっていて、登録者人数は50名弱くらい。たぶん、けっこう活発な方なのではないかと思います。
図書ボランティアの活動自体も、はじまって20年程度の歴史があり、参加者も現役の在校生保護者から、卒業生保護者、地域住民まで幅広く、お母さんだけでなく、お父さんもおばあちゃまもいらっしゃって、けっこうバラエティー豊かで、充実した活動ができている方だと思います。
私も参加するようになって、今年で9年目に入りました。
和気あいあいと、何でも話せる楽しい仲間がたくさんいること、頼りになる先輩方もたくさんいることから、いつもとても楽しく活動させていただいています。
図書ボランティアをやっていると、自分のお友達が増えるだけでなく、普段の、参観日でも何でもない、普通の学校生活、普通の学校での子どもたちの様子が見られたりして、自分と学校、先生、子どもたちがより密接に感じられるようになります。
もちろん、読み聞かせをするようになると、絵本の知識も増え、楽しみも増えます。
地域によって、図書ボランティアの研修会などもいろいろあって、それに参加することで、さらに見識も増えていきます。
自分も、子どもたちも、お仲間も、学校も、豊かにしていける本当にすてきな活動なのです。
でも近年、地域にタワーマンションが乱立し、児童数は増えたものの、ボランティア人数は伸び悩むという事態が続いています。
働くお母さんも増え、ボランティアなんてやる余裕がなくなってきているんですね・・・。
うちの学校だけでなく、近隣の他の学校もそうみたいです。
ちょっと残念・・・。
でも、せっかく全国的に根付いてきた図書ボランティア!
どこの地域でも、できる人ができるだけ、できる時に無理なく楽しく。そしてできるだけたくさんの人が、参加してくれるようになったらいいなと願っています。
そう!「できる人ができるだけ。できる時に無理なく楽しく!」
どこのボランティアも、きっとこれをモットーにやっているのではないかと思います。
これから図書ボランティアをはじめようかどうしようか迷っている方!
「できる時にできるだけ」で、きっと大丈夫だと思います。
新年度が本格的にはじまったら、ぜひ新たに図書ボランティアに参加してみてください!!
きっと、本好き、子ども好きの、楽しいお仲間がたくさん待っていると思います。
お話を聞く子どもたちの笑顔は極上です!!
全国に新しい図書ボランティアのお仲間が増えることを、心から願っています♡
次回は「図書ボランティアとしての読み聞かせ」を、もう少し掘り下げてお話していこうと思います。
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